銀閣寺ってどんなところ?歴史・見どころ・アクセスについて徹底解説

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「金箔を貼らなかった銀閣には、むしろ日本美の神髄がある」

かつて岡本太郎はそう評した銀閣寺。

室町時代、第8代将軍・足利義政が「東山殿」として造営したこの山荘には、金閣寺とは異なる静寂な美しさが息づいています。

国宝の観音殿(銀閣)は、銀箔を貼る計画が戦乱により実現しなかったとされますが、その素木の風合いこそが日本建築の粋を表現。

白砂で作られた「銀沙灘」と「向月台」は、月光に照らされることを想定して造られた斬新なデザインで、600年の時を経た今もなお、私たちの感性を刺激し続けています。

「わび・さび」という言葉では表現しきれない、洗練された美意識と革新的なアートが共存する空間。

この記事では、そんな銀閣寺の歴史や見どころについて見ていきましょう。

錦鶴編集部

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金閣寺の山門から徒歩3分のところにある「お食事処 錦鶴(きんかく)」の編集部です。京都の情報や金閣寺の情報、観光施設の紹介など、わかりやすく発信してまいります。

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