嵐山ってどんなところ?歴史・見どころ・アクセスについて徹底解説

京都の西部に広がる嵐山は、日本を代表する景勝地として、古くから多くの人々を魅了してきました。
標高382mの山々と大堰川(おおいがわ)が織りなす風景、数千本の竹が立ち並ぶ竹林の小径、世界遺産に登録された天龍寺など、見どころが豊富です。
平安時代には嵯峨天皇が離宮を造営し、以来、天皇家ゆかりの地として栄えてきました。
春には桜、秋には紅葉が美しく色づき、四季折々の表情を見せる自然と、由緒ある寺社仏閣が見事に調和した景観は、国内外の観光客を魅了し続けています。
嵐山は単なる観光地ではなく、千年以上の歴史と文化が息づく、まさに日本の美の結晶といえるでしょう。
本記事では、そんな嵐山の歴史や見どころ、アクセスについてご紹介します。
嵐山ってどんなところ?

嵐山は京都市西部に位置する、標高382mの山々と大堰川(おおいがわ)が織りなす風光明媚な景勝地です。
平安時代から貴族たちが自然の美しさを楽しむために訪れ、現在も国内外から多くの観光客が集まる人気スポットとなっています。
嵐山の景観の特徴は、「川」「橋」「山」の美しい調和です。
渓谷美を見せる大堰川、その上に架かる渡月橋、そして四季折々に表情を変える山々が見事に調和し、独特の景観美を生み出しています。
春には桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる表情を見せる自然と、世界遺産の天龍寺をはじめとする由緒ある寺社仏閣が見事に調和した景観は、訪れる人々を魅了し続けています。
嵐山の歴史
前章でも解説した通り、嵐山は平安時代から現代まで、日本を代表する景勝地として多くの人々を魅了してきました。
貴族文化の発展から寺社仏閣の建立、そして近代の観光地としての発展まで、時代とともに異なる表情を見せながら、その魅力を深めてきました。
本章では、そんな嵐山の歴史について紐解いていきましょう。
平安時代からの貴族文化
嵐山は平安時代に嵯峨天皇が離宮嵯峨院(現在の大覚寺)を造営したことをきっかけに発展しました。
天皇家ゆかりの地として栄え、皇族や貴族の別荘地として親しまれました。
特に藤原定家が小倉山の麓に時雨亭を設け、小倉百人一首を編纂したことは有名です。
また、源氏物語の「松風」の巻に登場する「嵯峨の御堂」のモデルともなり、多くの古典文学の舞台となりました。
寺社仏閣の発展と繁栄
鎌倉時代に入ると、嵐山は仏教文化の中心地としても栄えました。
特に足利尊氏が後醍醐天皇の菩提を弔うために建立した天龍寺は、五山の第一位として重要な地位を占めました。
また、檀林皇后と称された嵯峨天皇の皇后橘嘉智子が開創した檀林寺など、多くの寺院が建立されました。

近代以降の観光地としての発展
1927年(昭和2年)に史跡名勝「嵐山峡」に指定され、1930年(昭和5年)には風致地区に指定されるなど、観光地としての価値が公に認められました。
明治時代以降は、木材業と観光業を中心に発展し、国内外から多くの観光客が訪れる人気スポットへと成長しました。
現在も春の桜、秋の紅葉など、四季折々の自然美と歴史的建造物が調和した景観は、世界中の人々を魅了し続けています。
嵐山の見どころ
嵐山には、千年以上の歴史と文化が息づく見どころが数多く存在します。
特に渡月橋、竹林の小径、天龍寺は、嵐山を代表する観光スポットとして多くの観光客を魅了し続けています。
- 渡月橋
- 竹林の小径
- 天龍寺
渡月橋

桂川に架かる長さ155mの渡月橋は、嵐山のシンボル的存在です。
亀山天皇が月が渡る様子に似ているといい、名付けられたと伝えられています。
現在の橋は1934年に完成したもので、美しい曲線と自然の調和が見事です。
春には桜、秋には紅葉、冬には雪景色と、四季折々の絶景を楽しむことができます。
また、川ではボート遊びや屋形船での遊覧も楽しめ、朝と夕暮れは特に風情ある写真撮影のスポットとして人気があります。
竹林の小径

野宮神社から天龍寺北門を通り大河内山荘へ抜ける約400メートルの道です。
真っ直ぐに伸びる青竹が頭上を覆い、まるで緑の大きなトンネルのような神秘的な空間を作り出しています。
特に朝早い時間帯は人も少なく、竹林のサワサワと葉が擦れる涼やかな音を楽しむことができます。
着物を着ての散策や人力車での観光も人気で、日本の伝統的な風景を堪能できるスポットとなっています。
天龍寺

1339年に後醍醐天皇の冥福を祈るため、足利尊氏によって創建された世界遺産の寺院です。
特に曹源池庭園は日本で最初に特別史跡名勝に指定された庭園で、嵐山の山々を借景として取り入れた見事な造りとなっています。
春夏秋冬それぞれ異なる表情を見せる庭園は、朝陽が当たる早朝の参拝が特におすすめです。
また、法堂の天井に描かれた雲龍図は、人の動きに合わせて表情を変える迫力ある作品として知られています。
嵐山のおすすめ観光シーズンは?
嵐山は四季折々の美しい景観を楽しめる観光地で、特に春と秋が人気の観光シーズンです。
春は3月下旬から4月上旬が桜の見頃となり、渡月橋周辺の桜並木が見事な景観を作り出します。
秋は11月中旬から12月上旬にかけて紅葉が見頃を迎え、赤や黄色に染まった山々と渡月橋が織りなす風景は圧巻です。
この時期は特に多くの観光客で賑わうため、朝8時頃からの観光がおすすめです。
夏は新緑の美しさと川遊びを楽しむことができ、冬は静寂に包まれた雪景色を楽しむことができます。
混雑を避けたい場合は、比較的観光客の少ない夏季や冬季の観光がおすすめです。
また、各季節で異なる表情を見せる渡月橋は、一年を通して写真撮影の人気スポットとなっています。
嵐山のアクセス
嵐山へは複数の交通手段でアクセスできます。
電車やバス、タクシーなど、予算や時間に応じて最適な方法を選べます。
本章では、主要な駅や観光地からのアクセス方法を詳しく見ていきましょう。
京都駅からのアクセス
京都駅からは電車とバスの2種類の手段で嵐山まで向かうことができます。
電車でのアクセス
JR嵯峨野線(山陰線)を利用するのが最も速く便利です。京都駅から嵯峨嵐山駅まで約15分、快速列車なら約10分で到着します。料金は240円です。
バスでのアクセス
市バス28系統(嵐山・大覚寺行き)を利用できます。京都駅前から嵐山公園バス停まで約44分かかります。
金閣寺からのアクセス
金閣寺から嵐山へは、電車とバスを組み合わせる方法と、タクシーの2種類の方法で向かうことができます。
電車とバスの組み合わせ
金閣寺から北野白梅町駅まで徒歩またはタクシーで移動し、嵐電(京福電鉄)北野線に乗車。帷子ノ辻駅で嵐山本線に乗り換えて嵐山駅まで向かいます。所要時間は約40分です。
タクシー利用
最も便利な方法はタクシーです。金閣寺から嵐山まで約30分、料金は3,500〜4,500円程度です。観光シーズンは渋滞により所要時間が変動する場合があります。
嵐山のおすすめ周辺スポット
嵐山の魅力的な周辺スポットを3つご紹介します。それぞれが独自の魅力を持ち、嵐山観光をより充実したものにしてくれます。
常寂光寺

平安の歌人・藤原定家の山荘跡があったと伝わる由緒ある寺院です。
苔とモミジが織りなす風景が見事で、茅葺の仁王門や石畳の参道などしっとりとした古都の風情を感じることができます。
春は山桜やミツバツツジなどの花々が咲き、華やかな境内となります。
特に紅葉の季節は、赤や黄色に染まった木々と松の緑、下に敷かれた白砂との対比が美しく調和し、多くの観光客を魅了します。
大河内山荘庭園

トロッコ嵐山駅近くに位置する、昭和初期の名優・大河内傳次郎がこつこつと築き上げた庭園です。
お抹茶席で優雅にひと息入れることができ、京都の雰囲気を存分に味わえます。
庭園内の「月香」という建物からは、眼下に京都市街、遠方には比叡山を一望することができます。
特に紅葉の季節には、赤や黄色に染まった木々と松の緑、白砂との対比が見事な景観を作り出します。
野宮神社

竹林の小径にある縁結びの神様として知られる神社です。
まっすぐ伸びる青竹に囲まれた参道は、静寂な雰囲気に包まれています。
特に朝早い時間は人も少なく、竹林のサワサワと葉が擦れる涼やかな音を楽しむことができます。
境内は自然のままの苔庭が広がり、春には桜、秋には紅葉と、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。
金閣寺周辺でのお食事は錦鶴へ

お食事処錦鶴は、京都金閣寺から徒歩3分のところにあり、四季折々の京野菜や湯葉、湯豆腐といった京都の特産品を使用した料理を提供しております。
特に、直径30cmの大きなお椀に盛り付けられた「金閣弁当」は当店の名物で、これまで多くの方に愛されてきました。
錦鶴は、修学旅行でご利用いただける弁当から、お祝いや法要などの特別な機会にも対応可能な豪華な御膳まで、幅広いメニューを取り揃えています。
京都の食文化を体験したい方、大切な人とのお食事の場として、また日常的な和食を楽しみたい方は、ぜひ錦鶴をご利用ください。
質の高い料理と心のこもったサービスで、お客様の食事時間と京都旅行の思い出を豊かにするお手伝いをさせていただ蹴ますと幸いです。
嵐山についてよくある質問
嵐山の観光に最適な時間帯はいつですか?
朝早い時間がおすすめです。
嵐山は西側に山が迫っているため、午後の比較的早い時間に日が沈んで山の影に入ってしまいます。
景色を楽しむなら、午前中から昼過ぎまでの時間帯が最適です。
特に竹林の小径は人が多くなるため、早朝の訪問がおすすめです。
春と秋の混雑状況はどうですか?
春は3月末、秋は11月末が観光のピークとなり、午前11時頃から特に混雑します。
桜や紅葉の季節は特に多くの観光客が訪れるため、早朝の観光がおすすめです。
夜間のライトアップはありますか?
紅葉シーズンの11月中旬から12月上旬にかけて、花灯路(はなとうろ)というライトアップイベントが開催されます。
竹林や渡月橋、天龍寺などがライトアップされ、幻想的な雰囲気を楽しむことができます。
子供連れでも楽しめるスポットはありますか?
嵐山モンキーパークいわたやまでは野生のサルと触れ合えます。
また、トロッコ列車や保津川下りは子供に人気のアクティビティです。
渡月橋周辺では手頃な価格の食べ歩きグルメも楽しめます。
まとめ
嵐山は、千年以上の歴史と文化が息づく京都を代表する景勝地です。
渡月橋や竹林の小径、世界遺産の天龍寺など、見どころが豊富で、四季折々の表情を見せる自然と歴史的建造物が見事に調和しています。
春の桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れる季節によって異なる魅力を発見できるでしょう。
京都駅や金閣寺からのアクセスも便利で、周辺には常寂光寺や大河内山荘庭園、野宮神社など、魅力的なスポットも点在しています。
また、着物レンタルや保津川下り、トロッコ列車など、様々な体験を通じて京都ならではの風情を楽しむことができます。
京都を訪れた際は、ぜひ足を運んでみてください。